“トコロ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ところ
語句割合
25.0%
25.0%
野老25.0%
常呂12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叡心エイシンイツハラザルトコロ
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
○わがトコロとうすはきいませとタテマツるみてぐらは、明妙・照妙・和妙・荒妙にそなへまつりて、見明物ミアキラムルモノ鏡、翫物モテアソブモノ玉、射放物弓矢、打断物大刀、馳出物御馬、……に至るまでに、横山の如
山かづら・羊歯の葉・寄生ホヨ野老トコロ・山藍・葵・カヘ山桑ツミなどの類に、時代による交替があるのでせう。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
北見國枝幸郡枝幸村、紋別郡雄武オオム川筋、同郡サルマ湖南岸、同國常呂トコロ郡常呂村、同國網走郡能登呂山道、同郡網走市中及四近、根室國野付村標津シヘツ西別間、花咲郡半田牛、釧路國釧路郡釧路
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
ねこ、(中略)人家ジンカチヒサキケモノヒトトコロナリ。温柔ヲンジウニシテヤスク、マタネズミトラフレバフ。シカレドモ竊盗セツタウセイアリ。カタチトラ二尺ニシヤクラズ。(下略げりやく
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)