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遺骨
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ゐこつ
ふりがな文庫
“
遺骨
(
ゐこつ
)” の例文
それから五
人
(
にん
)
、
手分
(
てわけ
)
をして、
窟内
(
くつない
)
を
隈
(
くま
)
なく
調査
(
てうさ
)
して
見
(
み
)
ると、
遺骨
(
ゐこつ
)
、
遺物
(
ゐぶつ
)
、
續々
(
ぞく/″\
)
として
發見
(
はつけん
)
される。それを
過
(
あや
)
まつて
踏
(
ふ
)
みさうに
爲
(
す
)
る。
大騷
(
おほさは
)
ぎだ。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
二に曰く人骨の
外面
(
ぐわいめん
)
殊
(
こと
)
に筋肉の付着點に
刄物
(
はもの
)
の
疵
(
きづ
)
有り。三に曰く人骨は他動物の
遺骨
(
ゐこつ
)
と同樣に人工を以て
折
(
を
)
り
碎
(
くだ
)
かれたり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
大森貝塚の
發見者
(
はつけんしや
)
たるモールス氏は此貝塚より出でたる人骨を撿して食人の証を
列擧
(
れつきよ
)
せり。一に曰く人骨は
他動物
(
たどうぶつ
)
の
遺骨
(
ゐこつ
)
と共に食餘の貝殼に
混
(
こん
)
して散在す。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
遺骨
(
ゐこつ
)
は三四
體
(
たい
)
、
合葬
(
がつそう
)
した
形跡
(
けいせき
)
がある。
其所
(
そこ
)
にも
此所
(
こゝ
)
にも
人骨
(
じんこつ
)
が
横
(
よこた
)
はつて
居
(
ゐ
)
るが、
多年
(
たねん
)
泥水
(
どろみづ
)
に
浸
(
した
)
されて
居
(
ゐ
)
たので、
手
(
て
)
に
觸
(
ふ
)
れると
宛然
(
まるで
)
泥
(
どろ
)
の
如
(
ごど
)
く、
形
(
かたち
)
を
全
(
まつた
)
く
取上
(
とりあ
)
げる
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ぬ。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
遺物
(
ゐぶつ
)
を
踏
(
ふ
)
み
掛
(
か
)
ける。
遺骨
(
ゐこつ
)
を
踏
(
ふ
)
み
掛
(
か
)
ける。
窮屈千萬
(
きうくつせんばん
)
だ。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
“遺骨”の意味
《名詞》
遺骨(いこつ)
死者(故人)が火葬された後に残った骨。
(出典:Wiktionary)
“遺骨”の解説
遺骨(いこつ)は、死者の骨のこと。故人に敬意を払い御遺骨、お骨とも言う。白骨化した遺体や火葬によって骨だけと化した物故者の身体を指す。一体(たい)、もしくは一柱(はしら)と数える。
(出典:Wikipedia)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏