“列擧”の読み方と例文
新字:列挙
読み方割合
れつきよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大森貝塚の發見者はつけんしやたるモールス氏は此貝塚より出でたる人骨を撿して食人の証を列擧れつきよせり。一に曰く人骨は他動物たどうぶつ遺骨ゐこつと共に食餘の貝殼にこんして散在す。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
此所ここ列擧れつきよしたる製造用の道具どうぐは皆發見物中に在り。石槍、石鏃、石錐、石匕の如く細工さいくの精巧なるものは打製だせい石斧よりは更に注意ちういして作り上げしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
貝塚より出でたる動物的遺物どうぶつてきゐぶつにして其軟部は食用しよくように供されしならんと考へらるる物を列擧れつきよすれば大畧左の如し
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)