“アヤマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あやま
語句割合
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
統道眞傳卷首に聖人自然の眞道をアヤマる論と題し、劈頭先づ彼の自然觀を述べた句がある。——夫れ自然は始も無く終りも無し。ヒトハタラき他を俟つに非ず、自ら推して至るに非ず。
安藤昌益 (旧字旧仮名) / 狩野亨吉(著)
久シク恩義ヲアヤマ世塵セジンウチ
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唯集合的概念のアヤマらざる、最も適切に、巧妙に、また最も全過程を包括した、最近の意味におけるものを採るので、単に言語の意味を説くのみに止めず、今後この定められたる意味を以て
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
水ノ流ルル如ク決シテ少シモアヤマツコトナシ、我等ガ及ビ難キ臨機応変リンキオウヘンタチヲ得タルモノト云フベキカ。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神の発言以来、失はず、忘れず、アヤマたず、乱れず伝へた詞章があつた。其詞章が、伝誦者によつて唱へられる毎に、必其詞章の内容どほりの効果が現はれるものと考へられた。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)