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過
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こ
ふりがな文庫
“
過
(
こ
)” の例文
私は眼を開いてハッキリ物を見ることも出来なかった。まぶしいところは通り
過
(
こ
)
して、私はほとほと痛いような日光の反射と熱とを感じた。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
過
(
こ
)
ユルヲ妨ゲンヤ/菲才未ダ必ズシモ清時ヲ補ハズ/求ムル莫カレ杜牧ノ兵ヲ論ズルノ筆ヲ/且ツ検セヨ淵明ノ飲酒ノ詩ヲ/小室
幃
(
い
)
ヲ垂レテ旧業ヲ温ム/
残樽
(
ざんそん
)
断簡是レ生涯〕
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
彼は取り合わずに先へ
通
(
とお
)
り
過
(
こ
)
した。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
前年除夕の作に「不材空愧逢昭代。多難猶欣過厄年。」〔不材空シク愧ヅ昭代ニ逢フヲ/多難猶
欣
(
よろこ
)
ブ厄年ヲ
過
(
こ
)
ユルヲ〕というを見れば、甲辰の年には二十五の
厄年
(
やくどし
)
に一歳を加うべきである。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“過”を含む語句
過失
通過
過日
過去
過般
看過
経過
行過
過言
過程
過誤
經過
打過
過多
好過
遣過
擦過傷
過激
過不及
正午過
...