“残樽”の読み方と例文
読み方割合
ざんそん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枕山が求むるなか杜牧とぼく兵を論ずるの筆。かつ検せよ淵明が飲酒の詩。小室にを垂れて旧業を温めん。残樽ざんそん断簡これ生涯。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ユルヲ妨ゲンヤ/菲才未ダ必ズシモ清時ヲ補ハズ/求ムル莫カレ杜牧ノ兵ヲ論ズルノ筆ヲ/且ツ検セヨ淵明ノ飲酒ノ詩ヲ/小室ヲ垂レテ旧業ヲ温ム/残樽ざんそん断簡是レ生涯〕
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)