“杜牧”の読み方と例文
読み方割合
とぼく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、杜牧とぼくの詩であった。朗々たる声だ。その朗々たる声で、うたいながら龍造寺主計は、奇妙な楽を奏しているのであった。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
枕山が求むるなか杜牧とぼく兵を論ずるの筆。かつ検せよ淵明が飲酒の詩。小室にを垂れて旧業を温めん。残樽ざんそん断簡これ生涯。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
例へば水村山郭酒旗風すいそんさんかくしゅきのかぜといふ杜牧とぼくの成句を取りてこれに秋季の景物を添へ
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)