“正午過”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひるすぎ71.4%
しやうごす14.3%
ひるす14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨を帯びたる海棠(かいどう)に、廊下の埃(ほこり)は鎮まって、正午過(ひるすぎ)の早や蔭になったが、打向いたる式台の、戸外(おもて)は麗(うららか)な日なのである。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
坪井博士(つぼゐはかせ)は、正午過(しやうごす)ぎ、用事(ようじ)の爲(ため)、歸京(ききやう)されたので、後(あと)を大野助手(おほのぢよしゆ)が主任(しゆにん)で監督(かんとく)して居(ゐ)ると、午後(ごご)二時頃(じごろ)に至(いた)つて、船町倉次郎(ふなまちくらじらう)受持(うけもち)の山麓(さんろく)から、多數(たすう)の圓石(まるいし)を發見(はつけん)した。
昨日(きのふ)の朝東京を立つて、晩は京都へ着き、祇園(ぎをん)の宿に一泊して、今日の正午過(ひるす)ぎには、大阪の停車場(ステーシヨン)の薄暗い待合室で、手荷物を一時(じ)預(あづ)けにしやうとしてゐるところを、突然(いきなり)背後(うしろ)から
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)