“正午頃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひるごろ57.1%
しやうごゞろ14.3%
しょうごころ14.3%
まひるごろ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東の仙藏はんの隱居が空いてますのや、彼家へ宿替へしよつたんや、今日の正午頃ひるごろになつてなア。
兵隊の宿 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
翌日よくじつまた正午頃しやうごゞろさとちかく、たきのあるところで、昨日きのふうまうりつた親仁おやぢかへりふた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
朝は晴、やがて薄曇うすぐもって寒かったが、正午頃しょうごころからまた日が出てあたたかになった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
正午頃まひるごろだいホテル、秋冷あきひやゝかにしんとしたなかへ、騷々さう/″\しさ。病人びやうにん主人しゆじん、フトまどからしたのぞくと、きふまゆひそめて
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)