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正午頃
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ひるごろ
ふりがな文庫
“
正午頃
(
ひるごろ
)” の例文
東の仙藏はんの隱居が空いてますのや、彼家へ宿替へしよつたんや、今日の
正午頃
(
ひるごろ
)
になつてなア。
兵隊の宿
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
蒸しものの菓子を紙に包んで、ちょっと頂いた処は
慇懃
(
いんぎん
)
で却って恐縮。納めた袋の緒を占めるのが
兜
(
かぶと
)
を取ったようで、
厳
(
おごそか
)
に居直って、
正午頃
(
ひるごろ
)
までに、見舞う約束が一軒。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
翌日また
正午頃
(
ひるごろ
)
、里近く、滝のある処で、
昨日
(
きのう
)
馬を売りに行った
親仁
(
おやじ
)
の帰りに
逢
(
お
)
うた。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お婆さんが
道祖神
(
さえのかみ
)
の化身なら、この子供には、こんがら童子の
憑移
(
のりうつ
)
ったように、路も馬も
渉取
(
はかど
)
り、
正午頃
(
ひるごろ
)
には早く所口へ着きました。可心は穴水の大庄屋、林水とか云う俳友を
便
(
たよ
)
って行くので。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
午
常用漢字
小2
部首:⼗
4画
頃
常用漢字
中学
部首:⾴
11画
“正午”で始まる語句
正午
正午過
正午前
正午下
正午刻
正午比
正午退
正午前後