“過(あやまつ)” の例文
その危(あやふき)を蹈(ふん)で熊を捕は僅(わづか)の黄金(かね)の為(ため)也。金慾(きんよく)の人を過(あやまつ)事色慾(しきよく)よりも甚(はなはだ)し。されば黄金(わうごん)は道(みち)を以て得(う)べし、不道をもつて得(う)べからず。
或はまた山に九曲(まがりくねり)あるには、件(くだん)のごとくに縛(くゝ)したる薪(たきゞ)の輴(そり)に乗(の)り、片足(かたあし)をあそばせて是にて楫(かぢ)をとり、船を走(はしら)すがごとくして難所(なんじよ)を除(よけ)て数百丈の麓(ふもと)にくだる、一ツも過(あやまつ)ことなし。
或はまた山に九曲(まがりくねり)あるには、件(くだん)のごとくに縛(くゝ)したる薪(たきゞ)の輴(そり)に乗(の)り、片足(かたあし)をあそばせて是にて楫(かぢ)をとり、船を走(はしら)すがごとくして難所(なんじよ)を除(よけ)て数百丈の麓(ふもと)にくだる、一ツも過(あやまつ)ことなし。
渡(わた)り慣(なれ)たるものすら過(あやまつ)て川におち入り溺死(おぼれし)するものも間(まゝ)あり。