“依之”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
これによって33.3%
これによつて33.3%
これによりて33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以手紙申上てがみをもってもうしあげしかれば先刻大津銚子屋に於て御面会の折柄おりから何等の遺恨候てか満座の中にて存外の御過言ごかごん其の儘には捨置難く依之これによって明晩いぬ中刻ちゅうこく小原山に於て再応さいおう承わりたく候間く/\御覚悟候て右時刻無遅滞ちたいなく御出おい有之度これありたく此段申進もうししんじ候御返答可有之これあるべく候也
右は我等われら養父の金子引負致し候所其もと自分に引負金と申立引受ひきうけくれ夫が爲養父五兵衞より其許いとまに相成候段生々世々しやう/″\せゝ高恩かうおん以來とも忘却仕ばうきやくつかまつる間敷候依之これによつて我代わがよに相成り候節は急度呼戻し此度の大恩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)