“生々世々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうじょうよよ33.3%
しょうしょうせせ16.7%
しやうじやうせせ8.3%
しやうじやうせぜ8.3%
しやうじやうよよ8.3%
しやう/″\せゝ8.3%
しょうしょうよよ8.3%
しょうじょうせぜ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又此度は御奔走によりて縁談お纏め被下くだされ、御恩儀の程生々世々しょうじょうよよ忘却不仕ぼうきゃくつかまつらず、報謝の一端として後日御縁談の折犬馬の労を執り申上可もうしあぐべく候。
勝ち運負け運 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
しかし私達二人は生きながら悪鬼となって、人情を軽蔑したあなたを始め、釈迦仏教団の人々に向って生々世々しょうしょうせせ怨みをなすが、これは如何どうだ?
阿難と呪術師の娘 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
なれども、切支丹宗門の教にて、一度ころび候上は、私たましひむくろとも、生々世々しやうじやうせせ亡び申す可く候。何卒なにとぞ、私心根を不憫ふびん思召おぼしめされ、此儀のみは、御容赦下され度候。
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「それがしが繩目を赦いてたまはつた御恩は、生々世々しやうじやうよよ忘却つかまつるまじい。なれどもこの土の牢をば、何として忍び出で申さうずる。」
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
右は我等われら養父の金子引負致し候所其もと自分に引負金と申立引受ひきうけくれ夫が爲養父五兵衞より其許いとまに相成候段生々世々しやう/″\せゝ高恩かうおん以來とも忘却仕ばうきやくつかまつる間敷候依之これによつて我代わがよに相成り候節は急度呼戻し此度の大恩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「まことにかたじけのうござる。御恩は生々世々しょうしょうよよ忘れ申さぬ」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ただ、おゆるし下されませ。金丸様と、御楼主様の御恩のほどは生々世々しょうじょうせぜ犬畜生、虫ケラに生れ代りましょうとも決して忘れは致しますまい。
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)