生々世々しやうじやうせせ)” の例文
なれども、切支丹宗門の教にて、一度ころび候上は、私たましひむくろとも、生々世々しやうじやうせせ亡び申す可く候。何卒なにとぞ、私心根を不憫ふびん思召おぼしめされ、此儀のみは、御容赦下され度候。
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)