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勿
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なかれ
ふりがな文庫
“
勿
(
なかれ
)” の例文
露骨に
遣
(
や
)
ったら、邪魔をする
勿
(
なかれ
)
であるから、御懸念無用と、男らしく
判然
(
はっきり
)
答えたは可いけれども、要するに釘を刺されたのであった。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
役人耳にも入ず
白睨
(
にらみ
)
付てぞ引立ける富右衞門は女房お
峰
(
みね
)
に向ひ此
儀
(
ぎ
)
素
(
もと
)
より我が身に
覺
(
おぼ
)
えなき
事
(
こと
)
なれば御
郡代樣
(
ぐんだいさま
)
の御前にて申譯は致すなり必ず
心配
(
しんぱい
)
すること
勿
(
なかれ
)
と云ども
流石
(
さすが
)
女氣
(
をんなぎ
)
のお峰は又も
取縋
(
とりすが
)
り涙と共に
泣詫
(
なきわび
)
るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
人に
施
(
ほどこ
)
して念とす
勿
(
なかれ
)
、
施
(
ほどこし
)
をうけて忘る
勿
(
なかれ
)
剣の四君子:04 高橋泥舟
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“勿”の解説
勿
(出典:Wikipedia)
勿
漢検準1級
部首:⼓
4画
“勿”を含む語句
勿論
勿体
勿怪
勿體
勿忘草
勿々
勿躰
勿化
事勿
勿来
勿来関
勿体至極
勿体振
勿驚
果而勿伐
阿拉勿関
勿體無
勿魯漠斯
忘勿草
果而勿不得止
...