)” の例文
「古草に新草まじり、おもしろき野をば焼きそ。生ひば生ふるかに……」と転置してみれば正しい解釈なのが知れよう。
武蔵野は(春日野は〔古今集〕)今日は焼きそ。わかくさの つまもこもれり。われもこもれり(伊勢物語)
又「生ふるかに焼きそ」であるらしくもある。まづ仮りに、後の方ときめて、他の部分を考へて置かう。
「おもしろきをば 燒きそ」だ。此でよいのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
「おもしろきをば 燒きそ」だ。此でよいのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
「おもしろきをば 焼きそ」だ。此でよいのだ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)