“毆(たゝ)” の例文
新字:殴
もう忍耐(にんたい)が出來(でき)ない、萬年(まんねん)ペンをとつて振(ふ)りあげた、その恐(おそ)ろしい笞(しもと)の下(した)で憐(あわれ)みを乞(こ)ふかのように鳴(な)いてゐる、それが毆(たゝ)けるか。
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)
「嫌(きら)いぢやありません、好(す)きですから恐(おそ)れてゐるのです、毆(たゝ)くに忍(しの)びません、そして飼(か)うことは懲々(こり/\)してゐるんです」
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)