“萬年”の読み方と例文
新字:万年
読み方割合
まんねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう忍耐(にんたい)が出來(でき)ない、萬年(まんねん)ペンをとつて振(ふ)りあげた、その恐(おそ)ろしい笞(しもと)の下(した)で憐(あわれ)みを乞(こ)ふかのように鳴(な)いてゐる、それが毆(たゝ)けるか。
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)
此(この)至情(しゞやう)をあざける人(ひと)は、百萬年(まんねん)も千萬年(まんねん)も生(い)きるが可(よ)い、御氣(おき)の毒(どく)ながら地球(ちきう)の皮(かは)は忽(たちま)ち諸君(しよくん)を吸(す)ひ込(こ)むべく待(ま)つて居(ゐ)る、泡(あわ)のかたまり先生(せんせい)諸君(しよくん)
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
鶴(つる)千年(せんねん)龜(かめ)萬年(まんねん)人間(にんげん)常住(じやうぢう)いつも月夜(つきよ)に米(こめ)の飯(めし)ならんを願(ねが)ひ假(かり)にも無常(むじやう)を觀(くわん)ずるなかれとは大福(だいふく)長者(ちやうじや)と成(な)るべき人(ひと)の肝心(かんじん)肝要(かんえう)かなめ石(いし)の固(かた)く執(と)つて動(うご)かぬ所(ところ)なりとか
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)