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しる
ふりがな文庫
“
知
(
しる
)” の例文
これ先生のいわゆる教門なるものは、正教を指すか、はた邪教を指すか、その意のあるところ、いまだ
知
(
しる
)
べからざればなり。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
殺せしや
餘
(
あま
)
りと言へば恩知らず
憎
(
につく
)
き
仕方
(
しかた
)
なりサア
尋常
(
じんじやう
)
に
白状
(
はくじやう
)
されよと云ひければ段右衞門
輾々
(
から/\
)
と
打笑
(
うちわら
)
ひ
汝
(
なん
)
ぢ女の
分際
(
ぶんざい
)
として何を
知
(
しる
)
べきや三五郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其他の諸著を読みても、伯の精神は人間の霊魂を改造するを以て、大主眼となすにある事を
知
(
しる
)
べし。
トルストイ伯
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
故
(
ゆゑ
)
に
時計
(
とけい
)
を
見
(
み
)
て
時
(
とき
)
を
知
(
しる
)
には
先
(
ま
)
づ
短針
(
たんしん
)
の
指
(
さ
)
す
所
(
ところ
)
を
見
(
み
)
て、
次
(
つ
)
ぎに
長針
(
ちやうしん
)
の
居所
(
ゐどころ
)
を
見
(
み
)
るべし。
譬
(
たと
)
へば
短針
(
たんしん
)
の
指
(
さ
)
す
所
(
ところ
)
、九
時
(
じ
)
と十
時
(
じ
)
との
間
(
あひだ
)
にして
長針
(
ちやうしん
)
の
指
(
さ
)
す
所
(
ところ
)
、二
時
(
じ
)
の
處
(
ところ
)
なれば九
時
(
じ
)
過
(
す
)
ぎ十
分時
(
ぶんじ
)
なりと
云
(
い
)
ふことなり。
改暦弁
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
母樣始めお前方の仕樣の惡さに今の困窮然ば御自分の
不始末
(
ふしまつ
)
から不自由
成
(
なさる
)
る事なれば
私共
(
わたしども
)
の
知
(
しる
)
事ではなし今私が
構立
(
かまひだて
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
見留
(
みとめ
)
之幸
(
これさいはひ
)
と傳吉の罪に
落
(
おと
)
さんと
計
(
はか
)
りたるも知るべからず殊に其夜は傳吉も同じ河原を
歸
(
かへ
)
りしを
知
(
しる
)
其者
草履
(
ざうり
)
に血を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“知”を含む語句
承知
知人
知己
不知
報知
知合
知悉
下知
知行
見知
知音
御承知
行方知
情知
知識
見知越
御存知
窺知
知慧
知恩院
...