“短針”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんしん75.0%
はり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一「セカンド」は大抵たいていみやく一動いちどうおなじ。さて時計とけい盤面ばんめんを十二にわかち、短針たんしん一晝夜いつちうやに二づゝまはり、長針ちやうしんは二十四づゝまは仕掛しかけにせり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
短針たんしんをじくにはめれば、すむんじゃないか。さっきから見ていると、やらないでもいいことばかりやってるみたいだぞ」
時計の短針はりが二たまはりする間に、二百万キロメートルづゝこれ(地球……)から遠ざかつてゆくとか。
凩日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)