“長針”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちやうしん50.0%
ちょうしん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一「セカンド」は大抵たいていみやく一動いちどうおなじ。さて時計とけい盤面ばんめんを十二にわかち、短針たんしん一晝夜いつちうやに二づゝまはり、長針ちやうしんは二十四づゝまは仕掛しかけにせり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
また此短針このたんしんと十とのあひだ半過なかばすぎて十はう近寄ちかより、長針ちやうしんすゝんで八ところきたればこれを十まへ二十分時ぶんじと云ふ。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
さしわたし五、六メートルもある巨大な文字ばんが、前、右、左と、三方にあって、それぞれ、長針ちょうしんと短針が、回っているのです。
塔上の奇術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)