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棹立
ふりがな文庫
“棹立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さおだ
77.8%
さおだち
11.1%
さをだ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さおだ
(逆引き)
前も見ず、後も見ず、同勢無二無三に先行を争うので、折々、馬と馬とぶつかり合い、
棹立
(
さおだ
)
ちとなって狂う馬も少なくない。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
棹立(さおだ)の例文をもっと
(7作品)
見る
さおだち
(逆引き)
獣
(
えて
)
を
引張
(
ひっぱ
)
って総曲輪まで帰って来ると、何に驚いたんだか、評判の榎があるって朝っぱらから化けもしめえに、畜生
棹立
(
さおだち
)
になって、ヒイン、え、ヒインてんで。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
棹立(さおだち)の例文をもっと
(1作品)
見る
さをだ
(逆引き)
が、そんな事で
宥
(
なだ
)
められる『
東雲
(
しのゝめ
)
』でなかつたのか、それともすれ違ひさま、梯子の先が馬の尻に觸つたのか、馬はパツと
棹立
(
さをだ
)
ちになると、
馬丁
(
べつたう
)
の
法被
(
はつぴ
)
をかなぐり捨てゝ、
奔流
(
ほんりゆう
)
の如く元の道へ。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
棹立(さをだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
棹
漢検1級
部首:⽊
12画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“棹”で始まる語句
棹
棹取
棹石
棹主
棹先
棹尖
棹尾
棹秤
棹縁
棹月楼
“棹立”のふりがなが多い著者
杉山萠円
中里介山
吉川英治
夢野久作
国枝史郎
泉鏡花
野村胡堂