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さをだ
ふりがな文庫
“さをだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
竿立
66.7%
棹立
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竿立
(逆引き)
こつちでは五
疋
(
ひき
)
がみんなことりことりとお
互
(
たがひ
)
にうなづき
合
(
あ
)
つて
居
(
を
)
りました。そのとき
俄
(
には
)
かに
進
(
すゝ
)
んで
行
(
い
)
つた
鹿
(
しか
)
が
竿立
(
さをだ
)
ちになつて
躍
(
をど
)
りあがつて
遁
(
に
)
げてきました。
鹿踊りのはじまり
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
拍車
(
はくしや
)
のついた踵が一度觸れると、馬は、最初驚いて
竿立
(
さをだ
)
ちになつたが、やがて行つてしまつた。犬はその後を追つた。三つのものはみんな姿を消してしまつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
しかし彼は、
氣丈
(
きぢやう
)
な乘手が
竿立
(
さをだ
)
ちになつた馬を制するやうに、それを抑へつけた、と私は思ふ。彼に對して試みられた優しい攻撃に對して、彼は言葉に依つても
動作
(
どうさ
)
によつても答へはしなかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
さをだ(竿立)の例文をもっと
(2作品)
見る
棹立
(逆引き)
が、そんな事で
宥
(
なだ
)
められる『
東雲
(
しのゝめ
)
』でなかつたのか、それともすれ違ひさま、梯子の先が馬の尻に觸つたのか、馬はパツと
棹立
(
さをだ
)
ちになると、
馬丁
(
べつたう
)
の
法被
(
はつぴ
)
をかなぐり捨てゝ、
奔流
(
ほんりゆう
)
の如く元の道へ。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さをだ(棹立)の例文をもっと
(1作品)
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