トップ
>
雷獣
ふりがな文庫
“雷獣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らいじゅう
66.7%
らいじう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らいじゅう
(逆引き)
あなたは驚ろかないにしても、
雷獣
(
らいじゅう
)
とそうしてズク(森本は平生下宿の主人夫婦を、雷獣とそうしてズクと呼んでいた。ズクは耳ズクの略である)
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これまた何たる
皮肉
(
ひにく
)
! 空から中庭のまん中へ、ズシーンとばかり飛び降りてきた、
雷獣
(
らいじゅう
)
のような一個の
奇童
(
きどう
)
がある。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雷獣(らいじゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
らいじう
(逆引き)
何が胡麻の蠅がえらかんべい。三年前の大夕立に
雷獣
(
らいじう
)
様を手捕りにした、横山
宿
(
じゆく
)
の勘太とはおらが事だ。おらが身もんでえを一つすりや、うぬがやうな胡麻の蠅は、踏み殺されると云ふ事を
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雷獣(らいじう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“雷獣”の意味
《名詞》
雷獣 (らいじゅう)
雷雨が激しい中、雲に乗って空を飛び回り、落雷と一緒に地上に落ちて人畜を殺傷したり、樹木を引き裂いたりする想像上の四足獣。
(出典:Wiktionary)
“雷獣”の解説
雷獣(らいじゅう)とは、落雷とともに現れるといわれる日本の妖怪。東日本を中心とする日本各地に伝説が残されており、江戸時代の随筆や近代の民俗資料にも名が多く見られる。一説には『平家物語』において源頼政に退治された妖怪・鵺は実際のところ雷獣であるともいわれる。
(出典:Wikipedia)
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
獣
常用漢字
中学
部首:⽝
16画
“雷”で始まる語句
雷
雷鳴
雷門
雷霆
雷神
雷光
雷雨
雷同
雷竜
雷火
“雷獣”のふりがなが多い著者
夏目漱石
吉川英治
芥川竜之介