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田圃
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たはた
ふりがな文庫
“
田圃
(
たはた
)” の例文
そも/\
熊
(
くま
)
は
和獣
(
わじう
)
の王、
猛
(
たけ
)
くして
義
(
ぎ
)
を
知
(
し
)
る。
菓木
(
このみ
)
の
皮虫
(
かはむし
)
のるゐを
食
(
しよく
)
として
同類
(
どうるゐ
)
の
獣
(
けもの
)
を
喰
(
くらは
)
ず、
田圃
(
たはた
)
を
荒
(
あらさ
)
ず、
稀
(
まれ
)
に
荒
(
あら
)
すは
食
(
しよく
)
の
尽
(
つき
)
たる時也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
家敷
(
やしき
)
の?
郭
(
くるわ
)
を出て城下の町を離れると、俗に
千間土堤
(
せんげんどて
)
という堤へ出たが,この堤は夏
刀根川
(
とねがわ
)
の水が
溢
(
あふ
)
れ出る時、それをくい止めて
万頃
(
ばんけい
)
の
田圃
(
たはた
)
の防ぎとなり、幾千軒の農家の命と頼む堤であるから
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
四月にいたれば
田圃
(
たはた
)
の雪も
斑
(
まだら
)
にきえて、去年秋の
彼岸
(
ひがん
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐ雪の下に
萌
(
もえ
)
いで、梅は盛をすぐし桃桜は夏を春とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
四月にいたれば
田圃
(
たはた
)
の雪も
斑
(
まだら
)
にきえて、去年秋の
彼岸
(
ひがん
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐ雪の下に
萌
(
もえ
)
いで、梅は盛をすぐし桃桜は夏を春とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
糞
(
こやし
)
をのする
輴哥
(
そり
)
あり、これをのするほどに
小
(
ちひさ
)
く作りたる物なり。二三月のころも地として雪ならざるはなく、
渺々
(
びやう/\
)
として
田圃
(
たはた
)
も
是下
(
このした
)
に
在
(
あ
)
りて
持分
(
もちぶん
)
の
境
(
さかひ
)
もさらにわかちがたし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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糞
(
こやし
)
をのする
輴哥
(
そり
)
あり、これをのするほどに
小
(
ちひさ
)
く作りたる物なり。二三月のころも地として雪ならざるはなく、
渺々
(
びやう/\
)
として
田圃
(
たはた
)
も
是下
(
このした
)
に
在
(
あ
)
りて
持分
(
もちぶん
)
の
境
(
さかひ
)
もさらにわかちがたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○そも/\
我里
(
わがさと
)
の元日は野も山も
田圃
(
たはた
)
も
里
(
さと
)
も
平一面
(
ひらいちめん
)
の雪に
埋
(
うづま
)
り、春を知るべき
庭前
(
ていぜん
)
の梅柳の
類
(
るゐ
)
も、去年雪の
降
(
ふら
)
ざる秋の末に雪を
厭
(
いとひ
)
て丸太など立て
縄縛
(
なはからげ
)
に
遇
(
あひ
)
たるまゝ雪の中にありて元日の春をしらず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“田圃(
田
)”の解説
田(た)は、穀物を栽培するための農地。日本では主に稲栽培について使用される。田圃(たんぼ:でんぼ・でんぽと読む場合は田と畑を表す)や、水を張った田は水田(すいでん)とも言う。
特に水田とそこへ通じる農業用水は、食糧生産だけで無く、治水や地下水涵養、気候調節、生物多様性の維持といった、農業・農村が持つ多面的機能において重要である。
稲以外を育てる農地を日本では「畑」と言い、田畑(たはた・でんぱた)と総称されることもある。「#定義」を参照。
(出典:Wikipedia)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
圃
漢検準1級
部首:⼞
10画
“田圃”で始まる語句
田圃道
田圃路
田圃側
田圃径
田圃面
田圃中
田圃伝
田圃向
田圃組
田圃脇