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家敷
ふりがな文庫
“家敷”の読み方と例文
読み方
割合
やしき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やしき
(逆引き)
お城のように締りの厳重な一廓を構え、その中に美事な別荘好みのお
家敷
(
やしき
)
を作り、水を引き、
草木
(
そうもく
)
を植えて、満月をお住まわせになりました。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
村内の心ある者には
爪
(
つま
)
はじきせらるゝをもかまわず
遂
(
つい
)
に須原の長者の
家敷
(
やしき
)
も、
空
(
むな
)
しく庭
中
(
うち
)
の
石燈籠
(
いしどうろう
)
に美しき
苔
(
こけ
)
を添えて人手に渡し、長屋門のうしろに大木の
樅
(
もみ
)
の
梢
(
こずえ
)
吹く風の音ばかり
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
最初Xの町の人に聞くと、「幽霊
家敷
(
やしき
)
」を問うのだと言った。その時、彼は心のうちで年若い巫女のことをいうのであろうと思った。何となれば巫女は、奇蹟を行って人を驚かしたからだ。
薔薇と巫女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
家敷(やしき)の例文をもっと
(5作品)
見る
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
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