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田圃径
ふりがな文庫
“田圃径”の読み方と例文
読み方
割合
たんぼみち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんぼみち
(逆引き)
と
独言
(
ひとりごと
)
を云いながら金包を手拭に
包
(
くる
)
んで腹掛のどんぶりに押込み、腕組をして、女と一緒だからまだ
其様
(
そんな
)
に遠くは行くまい、
田圃径
(
たんぼみち
)
から
請地
(
うけち
)
の
堤伝
(
どてづた
)
いに先へ出越せば逢えるだろう
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
聞えないかの低い声で
鼻唄
(
はなうた
)
をうたいながら歩いている源吉爺さんを
先達
(
せんだつ
)
にして、トヨは毎日の道順にしたがい、
軒
(
のき
)
の傾いた商家がたち並んでいる広い村道から、
埃
(
ほこり
)
っぽい
田圃径
(
たんぼみち
)
へと通り抜けてゆく。
南方郵信
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
田圃径(たんぼみち)の例文をもっと
(2作品)
見る
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
圃
漢検準1級
部首:⼞
10画
径
常用漢字
小4
部首:⼻
8画
“田圃”で始まる語句
田圃
田圃道
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中村地平
三遊亭円朝