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たんぼみち
ふりがな文庫
“たんぼみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
田圃道
53.4%
田圃路
27.4%
田甫道
5.5%
田畝道
5.5%
田甫路
4.1%
田圃径
2.7%
田畝路
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田圃道
(逆引き)
窓の外は同じような
田圃道
(
たんぼみち
)
ばかりで、おりおりそこに客を載せてゆっくり歩いている人力車なんぞが見える。刈跡から群がって雀が立つ。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
たんぼみち(田圃道)の例文をもっと
(39作品)
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田圃路
(逆引き)
落葉の音にも耳をすまして、澹山はやがて内へ引っ返そうとする時、向うの
田圃路
(
たんぼみち
)
に狐火のような提灯の影が一つぼんやりと浮き出した。
半七捕物帳:33 旅絵師
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
たんぼみち(田圃路)の例文をもっと
(20作品)
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田甫道
(逆引き)
そんなときの心細さは彼女はひとりで、暗い人通りのない
田甫道
(
たんぼみち
)
にしやがんで遠く背いて来た両親の家を思ひ出させたりするやうになつた。
惑ひ
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
たんぼみち(田甫道)の例文をもっと
(4作品)
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田畝道
(逆引き)
雨の日には
泥濘
(
でいねい
)
の深い
田畝道
(
たんぼみち
)
に古い
長靴
(
ながぐつ
)
を引きずっていくし、風の吹く朝には帽子を
阿弥陀
(
あみだ
)
にかぶって
塵埃
(
じんあい
)
を避けるようにして通るし、沿道の家々の人は、遠くからその姿を見知って
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
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(4作品)
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田甫路
(逆引き)
脱いだ足袋を自分で持って、裾をからげながら
田甫路
(
たんぼみち
)
を歩いた。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
たんぼみち(田甫路)の例文をもっと
(3作品)
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田圃径
(逆引き)
聞えないかの低い声で
鼻唄
(
はなうた
)
をうたいながら歩いている源吉爺さんを
先達
(
せんだつ
)
にして、トヨは毎日の道順にしたがい、
軒
(
のき
)
の傾いた商家がたち並んでいる広い村道から、
埃
(
ほこり
)
っぽい
田圃径
(
たんぼみち
)
へと通り抜けてゆく。
南方郵信
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
たんぼみち(田圃径)の例文をもっと
(2作品)
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田畝路
(逆引き)
春の山——と、優に大きく、
申出
(
もうしい
)
でるほどの事ではない。われら式のぶらぶらあるき、
彼岸
(
ひがん
)
もはやくすぎた、四月上旬の
田畝路
(
たんぼみち
)
は、
些
(
ち
)
とのぼせるほど
暖
(
あたたか
)
い。
若菜のうち
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たんぼみち(田畝路)の例文をもっと
(1作品)
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