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糞
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まり
ふりがな文庫
“
糞
(
まり
)” の例文
嘲笑つてゐるかも知れないのだぞ。生きろ! 立派に生きて見せろ! 侍従の
糞
(
まり
)
を見さへすれば、
必
(
かならず
)
お前は勝ち誇れるのだ。……
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
これやこのナイルの河のならはしか我に尻向け河馬は
糞
(
まり
)
する
河馬
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
もしこれが私でございましたら、
刃傷沙汰
(
にんじょうざた
)
にも及んだでございましょうが、甥はただ、道ばたの牛の
糞
(
まり
)
を
礫
(
つぶて
)
代りに投げつけただけで、帰って来たと申して居りました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それが赤紙の画扇の陰に、何か
筐
(
はこ
)
を隠してゐるのは、きつと侍従のした
糞
(
まり
)
を捨てに行く所に相違ない。その姿を一目見ると、突然平中の心の
中
(
うち
)
には、或大胆な決心が、稲妻のやうに
閃
(
ひらめ
)
き渡つた。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「この中に侍従の
糞
(
まり
)
がある。同時におれの命もある。……」
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“糞”の意味
《名詞》
(フン)動物の大便。
(くそ)くそを参照のこと。
(出典:Wiktionary)
“糞”の解説
糞(くそ、ふん。※「くそ」の別表記:屎)とは、動物の消化管から排出される固体状の排泄物(屎尿)。
(出典:Wikipedia)
糞
漢検準1級
部首:⽶
17画
“糞”を含む語句
糞壺
馬糞
牛糞
糞尿
糞色
胸糞
糞汁
糞堆
土糞
袂糞
馬糞茸
糞垂
糞爺
金糞
糞桶
下手糞
鼻糞
糞力
何糞
糞度胸
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