“金糞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなくそ50.0%
かねくそ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、彼はまるで冶金家やきんかが、坩堝るつぼ金糞かなくその中から何かの金属でも探し出す様に、無雑作に、死人の歯を探し出して、別の小さな容器に入れていた。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
姉川は、琵琶湖の東北、近江の北境に在る金糞かねくそ岳に発したあずさ川が伊吹山の西に至って西に折れて流るる辺りを姉川と称する。なお西流して長浜の北で湖水へ入っている。
姉川合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)