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かなくそ
ふりがな文庫
“かなくそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉄屑
18.2%
鉄糞
18.2%
金屎
9.1%
金糞
9.1%
鉄𨫃
9.1%
鉱滓
9.1%
銕滓
9.1%
銕糞
9.1%
鐵屎
9.1%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄屑
(逆引き)
「げッ、
鉄屑
(
かなくそ
)
ぶとりめ。」
旧聞日本橋:23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かなくそ(鉄屑)の例文をもっと
(2作品)
見る
鉄糞
(逆引き)
間口二間奥行二間半ほどの、木造小舎である、この小舎の後ろから、穂高岳は、水の綺麗に澄んでいる池を隔て、
鉄糞
(
かなくそ
)
で固めたように、ドス黒く
兀々
(
ごつごつ
)
として、
穹窿形
(
きゅうりゅうけい
)
の天井を
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
かなくそ(鉄糞)の例文をもっと
(2作品)
見る
金屎
(逆引き)
金屎
(
かなくそ
)
か人間かわからない死骸が、蚊のごとく、ばらばら落ちては壁下の
空壕
(
からぼり
)
を
埋
(
うず
)
めた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かなくそ(金屎)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
金糞
(逆引き)
そして、彼はまるで
冶金家
(
やきんか
)
が、
坩堝
(
るつぼ
)
の
金糞
(
かなくそ
)
の中から何かの金属でも探し出す様に、無雑作に、死人の歯を探し出して、別の小さな容器に入れていた。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
かなくそ(金糞)の例文をもっと
(1作品)
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鉄𨫃
(逆引き)
これは石器時代の遺蹟から、ただちに
鉄𨫃
(
かなくそ
)
の出る遺蹟に続いている場所の少からぬによっても察せられる。
「鐵」の字の古体と古代の文化
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
かなくそ(鉄𨫃)の例文をもっと
(1作品)
見る
鉱滓
(逆引き)
これらの
簇葉
(
そうよう
)
のようなかたまりは炉のなかの
鉱滓
(
かなくそ
)
のように土堤にそうてよこたわり、自然がまだ内部においては「さかんに吹き分けられ」つつあることを示している。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
かなくそ(鉱滓)の例文をもっと
(1作品)
見る
銕滓
(逆引き)
屋久島などでもことに
鍛冶
(
かじ
)
の家が尊敬せられ、不思議な懐胎には必ず
銕滓
(
かなくそ
)
を
貰
(
もら
)
ってきて、柳の葉とともに合せ
煎
(
せん
)
じて飲むことになっていたそうである。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かなくそ(銕滓)の例文をもっと
(1作品)
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銕糞
(逆引き)
その一は出雲・相模・下野などの地名に
銕糞
(
かなくそ
)
塚というもの多くまた塚の附近もしくは土中より銕糞を出すことあり、今も
鋳掛屋
(
いかけや
)
と称する徒には野外の一地に仮住してその業を営み
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かなくそ(銕糞)の例文をもっと
(1作品)
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鐵屎
(逆引き)
さうです?——
雜
(
まじ
)
りけのない
粗金
(
あらがね
)
が
汚
(
きたな
)
い
鐵屎
(
かなくそ
)
よりも遙かにいゝよ。あなたは私を疑つてるやうですね。私は自分を疑つてはゐない。私は、自分の目的が何か、
動機
(
どうき
)
が何かといふことは知つてゐます。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
かなくそ(鐵屎)の例文をもっと
(1作品)
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