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何糞
ふりがな文庫
“何糞”の読み方と例文
読み方
割合
なにくそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにくそ
(逆引き)
「あなた、いけませんやないか」などいわれたら、
何糞
(
なにくそ
)
、もっとしてやれという気になるかも知れないと思う。妙に反抗心をそそる響をもった言葉である。
めでたき風景
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
谷中へ入つた時、あんまり
癪
(
しやく
)
にさはるから到頭武者ぶり付きましたよ。此儘續けた日にや、夜の明ける前に參つて仕舞ふ。
何糞
(
なにくそ
)
で、いきなり御用ツと來ましたね。
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
違
(
ちげえ
)
ねえ、俺ァ辰さんよか年の十も下だンべが、
何糞
(
なにくそ
)
ッ若け
者
(
もん
)
に負けるもンかってやり出しても、第一
息
(
いき
)
がつゞかんからナ」と
岩畳
(
がんじょう
)
づくりの与右衛門さんが
相槌
(
あいづち
)
をうつ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
何糞(なにくそ)の例文をもっと
(9作品)
見る
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
糞
漢検準1級
部首:⽶
17画
“何”で始まる語句
何
何処
何時
何故
何人
何方
何卒
何處
何日
何事
“何糞”のふりがなが多い著者
三鳥山人
徳冨健次郎
小出楢重
徳冨蘆花
有島武郎
夢野久作
野村胡堂