トップ
>
くそ
ふりがな文庫
“くそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
クソ
語句
割合
糞
86.1%
屎
7.0%
臭
2.5%
狗鼠
1.9%
苦楚
1.9%
大便
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糞
(逆引き)
そのうち最前からの
疲
(
つか
)
れが出て、ついうとうと寝てしまった。何だか騒がしいので、
眼
(
め
)
が覚めた時はえっ
糞
(
くそ
)
しまったと飛び上がった。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
くそ(糞)の例文をもっと
(50作品+)
見る
屎
(逆引き)
兜町
(
かぶとちょう
)
の裏にまだ犬の
屎
(
くそ
)
があろうという横町の貧乏床で、
稲荷
(
いなり
)
の紋三郎てッて、これがね、仕事をなまけるのと、飲むことを教えた愛吉の親方でさ。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
くそ(屎)の例文をもっと
(11作品)
見る
臭
(逆引き)
来てみると
香花
(
こうはな
)
は始終絶えませぬから
其処
(
そこ
)
らが線香
臭
(
くそ
)
うございます。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
くそ(臭)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
狗鼠
(逆引き)
夜深うして
劫
(
こう
)
を行ふ彼何の情ぞ 黒闇々中刀に声あり
圏套
(
けんとう
)
姦婦の計を逃れ難し
拘囚
(
こうしゆう
)
未だ侠夫の名を損ぜず
対牛
(
たいぎゆう
)
楼上無状を
嗟
(
さ
)
す
司馬
(
しば
)
浜前
(
はままえ
)
に不平を洩らす 豈
翔
(
た
)
だ路傍
狗鼠
(
くそ
)
を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
くそ(狗鼠)の例文をもっと
(3作品)
見る
苦楚
(逆引き)
何等の記録も残っていないが、しかもこの十年ばかりの間こそ、翁が芸道保存のために最惨澹たる
苦楚
(
くそ
)
を
嘗
(
な
)
めた時代で、同時に翁の真面目が最もよく発揮された時代であった。
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
くそ(苦楚)の例文をもっと
(3作品)
見る
大便
(逆引き)
それ神の御子といふ
所以
(
ゆゑ
)
は、三島の
湟咋
(
みぞくひ
)
が女、名は
勢夜陀多良
(
せやだたら
)
比賣、それ
容姿麗
(
かほよ
)
かりければ、美和の大物主の神
一
、見
感
(
め
)
でて、その
美人
(
をとめ
)
の
大便
(
くそ
)
まる時に、
丹塗
(
にぬり
)
矢
二
になりて、その大便まる溝より
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
くそ(大便)の例文をもっと
(1作品)
見る
“くそ”の意味
《名詞•形容動詞》
くそ【糞・屎】
大便。排泄物。
(「くその」などの形で)ほんのわずかなこと。つまらないこと。なにがしか。
(名詞・形容動詞)ひどいこと。最悪なこと。
《名詞:比較強意》
(係助詞「こそ」の転、「○○もくそもない」などの形で、○○が特定するまでもなく軽微であることを強調)…を考えるまでもない。…もなにも。
《感動詞》
腹が立っていることや苛立っていることを表す。
逆境で苛立ちながらも自分を奮起させるときに用いる。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ふん
まり
だいべん
カワヤ
ゴウト
こそ
かえし
ぐそ
こえ
こやし