“桶狭間”のいろいろな読み方と例文
旧字:桶狹間
読み方割合
おけはざま96.0%
をけはざま4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桶狭間おけはざまで泰然としていた信長、たとえ一もくなり二目なり置いていたとはいえ、そう無惨むざんな敗れを取るようなこともなかったろうと思う
桶狭間おけはざまの合戦のあった永禄三年の年、伊豆で産声うぶごえをあげていたので、武蔵はそれより遅るること、約二十二年後に生れているのである。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桶狭間をけはざまの戦をしてゐた時代で、紀元でいふと一五五〇年代の終りから六〇年代の初頭で、十六世紀の中葉である。
冬至の南瓜 (新字旧仮名) / 窪田空穂(著)