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『冬至の南瓜』
ふりがな文庫
『
冬至の南瓜
(
とうじのかぼちゃ
)
』
十二月二十二日、冬日ざしが眩しく照つてはゐるが、めつきりと寒くなつた日の午後、A君といふ、青年と中年の中間年輩の人が、用足しに来た。事が済んだあと、「今日はいよいよ南瓜を食べる日になつたね」と、歳末の挨拶気分で云つた。するとA君は急に笑ひ出 …
著者
窪田空穂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「まひる野」1951(昭和26)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
南瓜
(
かぼちや
)
柏餅
(
かしはもち
)
眩
(
まぶ
)
菱餅
(
ひしもち
)