“桶伏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をけふせ50.0%
おけぶせ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したゝめてあるゆゑ安五郎は此兩三日桶伏をけふせ恥辱ちじよくあひ無念むねん至極しごくに思ひ晝夜ちうやもやらず居る處成ば文を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
謝斷せかれしが煩惱ぼんなうの犬におはなほこりずまに忍び通ひけるうち或夜あるよわかい者共の目にかゝ引捕ひつとらへられ桶伏をけふせにぞせられける是は据風呂桶すゑふろをけふせ其上へ大いなる石をあげ鐵砲を引拔ひきぬき其穴よりわづかに食物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
食事の時などは膳へたかったり、うろつきまわってうるさい、追い飛ばしたってどうにもならない、そう云う時は断然桶伏おけぶせの刑に処するのである。