泣きんぼうの話なきんぼうのはなし
あるところに、毎日、よく泣く子がありました。その泣き様といったら、ひい、ひいといって、耳がつんぼになりそうなばかりでなく、いまにも火が、あたりにつきそうにさえ思われるほどです。 その近所の人々は、この子が泣くと、 「また、泣きんぼうが、泣き …
作品に特徴的な語句
うえ 見当みあ なか からだ ひか 地面じべた ごえ いえ つよ 往来おうらい ほう 日盛ひざか ぽん よう むす あたま のぼ した 世界せかい 両手りょうて 二人ふたり 人々ひとびと くち 口説くど こま ぼう こえ なつ おお 大毒だいどく 太陽たいよう 子供こども まご うち 小径こみち ひろ あと 心配しんぱい おも わる さが 方々ほうぼう 日光にっこう 昼寝ひるね むら まくら なげ ある のこ 毎日まいにち あせ なみだ ひと たま おとこ 白髪しらが 真紅まっか そら わら はね 老婆ろうば みみ 自分じぶん はな 苦心くしん くさ はし かがや 近所きんじょ