“じまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仕舞88.9%
慈米11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後でかれの内儀さんが、浅草のどこかに勤めていることを聞いたが、その勤め先に仕事仕舞じまいから晩に出掛けていたらしく、ごたごたがあって相当永い間民さんは夜もねむれないことがあるらしかった。
生涯の垣根 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
最初の一箇月は何が何やら分らず仕舞じまいに過ぎてしまって、次の月の晦日に及んだ時、お千代は家賃と米屋炭屋酒屋肴屋等の諸払いを済すとそれでう手元には一円札の一、二枚がやっと残ったけで
夏すがた (新字新仮名) / 永井荷風(著)
慈米じまい十万は百万騎に勝る
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)