“しまう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仕舞75.0%
仕廻12.5%
終了12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悲しいと言へば商賣がらを嫌ふかと一ト口に言はれて仕舞しまう、ゑゝ何うなりとも勝手になれ、勝手になれ、私には以上考へたとて私の身の行き方は分らぬなれば
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
うつたへなば第一貴樣きさま始め我々われ/\まで其一件に身體からだしばられて仕廻しまうによりまづ離縁状りえんじやうとり此一件を片付て後に大橋樣の一件にかゝらんと相談さうだんを極めかく明日仲人なかうど佐兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あら仕廻しまう故清兵衞は先へ立サア/\遠慮ゑんりよなしに奧へ/\と兩人をともなひ行先久々にての對面たいめん互ひに堅固けんごにて目出たしと挨拶あいさつに及ぶ中早や商賣柄しやうばいがらとは云ながら女房も如才じよさいはなく酒と肴を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
終了しまうて今がた歸り來り我家へ入て荷をおろ重能ぢうのうがはりの石決明貝あはびがひたづさへ隣の家へ至り火を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
終了しまうとお光の方に至り萬事の相談さうだん買物かひものなんどに深切しんせつつくせば親子は喜び親類しんるゐがはりに當日はお金も其所のせきのぞみよろしくたのむと此者の衣類いるゐおびこしらへやりしにお金はいよ/\嬉しさ自慢じまんたらだら此事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)