“腎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じん60.0%
ひじ20.0%
ジン20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんしんはいじんの五臓は、五志、五気、五声にあらわれて、色にもで、ことばにも隠せぬものでおざる。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自分では、指も、手首も、未だくっついているように思えたが、激痛に縮み上るような右手へ、左手を当てると、ひじから切り落されてしまっていて、生温かい血が、すぐ指の股から、流れ落ちた。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
しかし悪性のジン臓は目に出ますから眼底をあんなに検査してどうもなかったのだから、私のこんな疲れかたもやはり「不正型」かもしれないわ、新型の、ね。いずれにせよ、安静を心がけて居ります。