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腎虚
ふりがな文庫
“腎虚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じんきょ
50.0%
じんきよ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんきょ
(逆引き)
頭は
茶筅髷
(
ちゃせんまげ
)
に
熨斗目
(
のしめ
)
の着物、腰みの、唐人姿の乙姫さまが、やいのやいのというもてなしに
腎虚
(
じんきょ
)
寸前、ホームシックになり、帰りてみれば「色即是空」。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
ほんとうに天性の淫乱というのが、この穀屋の後家様だあな。へ、へ、浅さんもかわいそうに
腎虚
(
じんきょ
)
で殺されちまったなあ。高山の町からもえらいのが出たものさ。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
腎虚(じんきょ)の例文をもっと
(3作品)
見る
じんきよ
(逆引き)
或人は
腎虚
(
じんきよ
)
したのだと云つてゐる。然しまた或人は、若い細君が盛んなので、それ以上に堪へることが出來ないのだと云つてゐる。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
はい
私
(
わたくし
)
も
疾
(
と
)
うから
参
(
まゐ
)
つて
居
(
を
)
ります、おやまア、
岩田屋
(
いはたや
)
の
旦那
(
だんな
)
だよ、
貴方
(
あなた
)
は
腎虚
(
じんきよ
)
なんでせう。男「
馬鹿
(
ばか
)
をいへ、さうしてお
前
(
めえ
)
は
誰
(
だれ
)
だツけ。女「
柳橋
(
やなぎばし
)
のお
重
(
ぢう
)
でございますよ。 ...
明治の地獄
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
腎虚(じんきよ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“腎虚”の解説
腎虚(じんきょ)とは、
漢方医学で言う内分泌系や免疫機能など全般の機能低下によりおこる症状を言う。
古典文学(近世、落語・小咄)でいう、交合過多を原因として「腎水」(精液。腎臓で作られると考えられていた)が欠乏することによって引き起こされる衰弱。
(出典:Wikipedia)
腎
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
“腎”で始まる語句
腎臓
腎
腎臓結核
腎張
腎助
腎臓病
腎気
腎臟
腎臓炎
腎臟形
“腎虚”のふりがなが多い著者
三遊亭金馬
岩野泡鳴
橘外男
三遊亭円朝
中里介山