“じんきよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
腎虚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或人は腎虚じんきよしたのだと云つてゐる。然しまた或人は、若い細君が盛んなので、それ以上に堪へることが出來ないのだと云つてゐる。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
はいわたくしうからまゐつてります、おやまア、岩田屋いはたや旦那だんなだよ、貴方あなた腎虚じんきよなんでせう。男「馬鹿ばかをいへ、さうしておめえだれだツけ。女「柳橋やなぎばしのおぢうでございますよ。 ...
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「僕のことを人が云ふ樣に」と、呑牛は微笑しながら、「腎虚じんきよしかかつてゐるのぢやアないか?」
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)