“南滿洲”の読み方と例文
読み方割合
みなみまんしゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南滿洲みなみまんしゆうには、やはり石器時代頃せつきじだいころからすでに人間にんげんんでをりましたが、しゆうすゑからかんはじめに支那人しなじんさかんに植民しよくみんしてゐたのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
さて鴨緑江おうりよつこうをわたりきたほうきますと、支那しな領地りようち南滿洲みなみまんしゆうでありますが、こゝは日清戰爭につしんせんそう日露戰爭にちろせんそうなどがあつて以來いらい日本につぽんえんふか土地とちであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
そのほか南滿洲みなみまんしゆう各地かくちには、ちひさな煉瓦造れんがづくりのはか石棺せきかんがありますが、ことにめづらしいのは、貝殼かひがらでもつて四角しかくかこみ、そのなか死體したいをさめたはかであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)