“恐惶謹言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうこうきんげん75.0%
きようくわうきんげん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君側のかんを一掃してのうえでなら、微臣たりとも海内静謐せいひつのためどんな御奉公も決していとう者ではない。どうかご推量を仰ぎたい。恐惶謹言きょうこうきんげん
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たけとらの上のさるには侮られて位置の懸隔を恨むらん、われ肩書に官爵あらば、あの田原の額に畳の跡深々とつけさし、恐惶謹言きょうこうきんげんさせて子爵には一目置いちもくおい挨拶あいさつさせ差詰さしづめ聟殿むこどのと大切がられべきを
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
御奉書ごほうしよ拜見はいけん仕つり候御預りの者有之候由別紙べつし御書付のとほり家來共けらいども評定所迄爲請取差出し申候恐惶謹言きようくわうきんげん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)