トップ
>
骭
>
かん
ふりがな文庫
“
骭
(
かん
)” の例文
はなはだつまらぬことながら、洋服では
衣
(
ころも
)
は
骭
(
かん
)
に至り
袖腕
(
そでわん
)
に至る筆法は行われない。シャツを着たり、靴を
穿
(
は
)
いたりすると、行儀も改っておとなしくなる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
衣
(
ころも
)
、
骭
(
かん
)
に——
到
(
いた
)
り——か、天下の英雄は眼中にあり——か。人を馬鹿にしてるな。そりゃ、聞えません伝兵エサンと来るじゃないか。三吉一つ歌って見や。アイアイ。そんな事じゃなかったよ。
煩悶
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
だんだん
交際
(
つきあ
)
ってみるにしたがい、なかなか
硬骨
(
こうこつ
)
で、一たび言い出すと決してあとへ
退
(
ひ
)
かぬ人もあるし、また外部から見るといかにも
凛々
(
りり
)
しく、
衣
(
ころも
)
は
骭
(
かん
)
に至り
袖腕
(
そでわん
)
に至り
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
骭
漢検1級
部首:⾻
13画