“鑒(かん)” の例文
安嘉偉鑒(かん)門には黒色なり。郁芳皇嘉殷富達智の四門には、黄色を立つるなり(中略)。四方の門にまた黄色の土牛を立て加ふるは、中央土の色なり。木火金水に土は離れぬことわりあり。
吾が同郡(どうぐん)岡(をか)の町(まち)の旧家(きうか)村山藤左ヱ門は余(よ)が壻(むこ)の兄なり。此家に先代より秘蔵(ひさう)する亀の化石(くわせき)あり、伝(つたへ)ていふ、近(ちか)き山間(さんかん)の土中より掘得(ほりえし)といふ、実(じつ)に化石の奇品(きひん)なり、茲(こゝ)に図(づ)を挙(あげ)て弄石家(ろうせきか)の鑒(かん)を俟(まつ)。
「赤誠の大盟ここになる。誓って、漢室の不幸をかえし、天下億民の塗炭(とたん)を救わん。——不肖袁紹、衆望に推されて、指揮の大任をうく。皇天后土、祖宗の明霊よ、仰ぎねがわくば、これを鑒(かん)せよ」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吾が同郡(どうぐん)岡(をか)の町(まち)の旧家(きうか)村山藤左ヱ門は余(よ)が壻(むこ)の兄なり。此家に先代より秘蔵(ひさう)する亀の化石(くわせき)あり、伝(つたへ)ていふ、近(ちか)き山間(さんかん)の土中より掘得(ほりえし)といふ、実(じつ)に化石の奇品(きひん)なり、茲(こゝ)に図(づ)を挙(あげ)て弄石家(ろうせきか)の鑒(かん)を俟(まつ)。