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旱
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かん
ふりがな文庫
“
旱
(
かん
)” の例文
「まずいのう。……まるで
旱
(
かん
)
に火を
撒
(
ま
)
くような言葉じゃ。あの御方の底意が見え透いておる。——却って、その逆の来ることが分らぬとみゆる」
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天保十年の夏は
旱
(
かん
)
して六十日余も雨がなかったので、酒巻立兆の庭の
芭蕉
(
ばしょう
)
が枯れかかった。家の者が日々
喞筒
(
ポンプ
)
で水を
濺
(
そそ
)
ぐのを、星巌は珍しく思ったと見えて、「竜吐水歌」を賦した。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“旱”の意味
《名詞》
(ひでり)春季から秋季の植物が生育する時季に雨が降らず、農作物が枯れ、収穫が激減ないし皆無となること。
(出典:Wiktionary)
“旱(
旱魃
)”の解説
干ばつとは、雨が降らないなどの原因である地域に起こる長期間の水不足の状態である。旱魃・干魃とも書く。旱は「ひでり」、魃は「ひでりの神」の意味である。
(出典:Wikipedia)
旱
漢検1級
部首:⽇
7画
“旱”を含む語句
旱天
大旱
旱魃
水旱
油旱
亢旱
大旱魃
旱雲
旱害
秋旱
水旱風雷
諸旱岐
炎旱
長旱
乾旱
旱魃地
陽旱
旱雲賦
旱菫
旱苗
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