“乾旱”の読み方と例文
読み方割合
からでり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祝儀らしい真似もしない悲しさには、やわらかかゆともあつらえかねて、朝立った福井の旅籠はたごで、むれぎわの飯を少しばかり。しくしく下腹の痛むところへ、洪水でみずのあとの乾旱からでりしんにこたえた。
栃の実 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)