トップ
>
駈戻
ふりがな文庫
“駈戻”の読み方と例文
読み方
割合
かけもど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけもど
(逆引き)
「ぷッ、」と噴出すように更に笑った女が、
堪
(
たま
)
らぬといった
体
(
てい
)
に、裾をぱッぱッと、もとの
方
(
かた
)
へ、
五歩
(
いつあし
)
六歩
(
むあし
)
駈戻
(
かけもど
)
って、
捻
(
ね
)
じたように胸を折って
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
取るものも取りあえず
駈戻
(
かけもど
)
ったが、須磨子は自用の車で、他の者は自動車だったので、一足さきへついたものは須磨子の帰るのを待つべく余儀なくされていると
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
前回参看※文三は既にお勢に
窘
(
たしな
)
められて、憤然として部屋へ
駈戻
(
かけもど
)
ッた。さてそれからは独り
演劇
(
しばい
)
、
泡
(
あわ
)
を
噛
(
かん
)
だり、
拳
(
こぶし
)
を握ッたり。どう考えて見ても心外でたまらぬ。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
駈戻(かけもど)の例文をもっと
(10作品)
見る
駈
漢検準1級
部首:⾺
15画
戻
常用漢字
中学
部首:⼾
7画
“駈”で始まる語句
駈
駈出
駈落
駈引
駈込
駈上
駈足
駈寄
駈下
駈付
“駈戻”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
二葉亭四迷
泉鏡花
泉鏡太郎
幸田露伴
長谷川時雨
岡本綺堂