“白:しろ” の例文
“白:しろ”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明199
泉鏡花56
泉鏡太郎33
楠山正雄11
北原白秋4
“白:しろ”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)30.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しかもゆきなすゆびは、摩耶夫人まやぶにんしろほそはな手袋てぶくろのやうに
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
提灯ちやうちんにはあかしべで、くるまにはしろもんで、菊屋きくやみせ相違さうゐない。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しろちゝしてるのはむねところばかり、背向うしろむきのはおび結目許ゆひめばか
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
で、また飛出とびだす、がけたにもほつゝき歩行あるく、——とくもしろく、やまあをい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あだか千尋せんじんふちそこしづんだたひらかないはを、太陽いろしろいまで
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おもひもかけず、屋根やねはしられるやうなしろかぜるやうにきつけますと
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
子供こどもは、ふくろうの眼球めだまが、しろくなったりくろくなったりするのを、もう見飽みあきてしまいました。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しろきりのかかったはやしや、ものすごいみずうえらしていることが、もうきして
ものぐさなきつね (新字新仮名) / 小川未明(著)
あちらの垣根かきねには、しろばらのはなが、こんもりとかたまって、ゆきのようにいています。
月夜と眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、しろくもも、あかくもも、むらさきくもも、どこへかかくれてえてしまったのです。
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ごらんよ。あのしろくもは、ちょうどまつうえにいるから。」と、ひろしくんが、いいました。
町はずれの空き地 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、おもいがけなく、しろいひげをのばした老人ろうじんが、そばから、青年せいねんびかけたのです。
希望 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すなしろ海岸かいがんへんに、いぬ脊中せなかまたがつたり、くび抱着いだきついたりして
吾等われら輕氣球けいきゝゆうみとめたとえ、その前甲板ぜんかんぱんしろあかとのはた
遅鈍なしろは、豚小屋襲撃引揚げの際逃げおくれて、其着物きものいちじるしい為に認められたのかも知れなかった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
おつぎのしろ手拭てぬぐひ段々だん/\むぎかくれると與吉よきちねえようとぶ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
すすきはいくむらもいくむらも、はては野原のはらいつぱいのやうに、まつしろひかつてなみをたてました。
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
しろむらさきに、坊主茸ばうずだけ饅頭茸まんぢうだけ烏茸からすだけ鳶茸とんびだけ灰茸はひだけなど
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
客待きやくまちくるまと、はげしい人通ひとどほり眞晝間まつぴるま露店ほしみせしろ西瓜すゐくわ
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あたかくもうへしつらへたしろ瑪瑙めなう棧敷さじきであるがごとおもはれたから
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そのうへしろゆきでもふりかゝると氷滑こほりすべりの塲所ばしよともわからないことがあります。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
茅葺かやぶきのきこけつささやかな住居すまいながら垣根かきねからんだ夕顔ゆうがおしろ
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
御主おんあるじ耶蘇様イエスさま百合ゆりのやうにおしろかつたが、御血おんちいろ真紅しんくである。
しろ頭巾づきんあたまつゝんで、かた木札きふだをかた、かた、いはせるやつめで御座ござるぞ。
……なかに、紅絹もみきれに、しろかほばかりして褄折笠つまをりがさ姿すがたがある。
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
町内第一ちやうないだいいち古老こらうで、こんしろ浴衣ゆかた二枚にまいかさねた禪門ぜんもん
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
するとその晩方ばんがたのことでありました。しろいひげのえたおじいさんが戸口とぐちはいってきて、
おじいさんの家 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あねしろはなしたで、なにかふかく、みみましてかんがえていました。
灰色の姉と桃色の妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しろ着物きものた、気味きみわるおとこだそうですよ。」と、おかみさんはこたえました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あのおじいさんは、しろいひげをはやしていたが、きっとえら人間にんげんなのだろう。」と、こうはいいました。
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、やはり、あちらのそらていられますと、しろくもゆめのようにんでゆくのでありました。
お姫さまと乞食の女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのあいだから、しろえだえるのが、なんだかへびのからんでいるようにもえたのであります。
芽は伸びる (新字新仮名) / 小川未明(著)
翌日よくじつきてみると、屋根やねも、はたけも、のこずえも、しもしろでありました。
山へ帰ったやまがら (新字新仮名) / 小川未明(著)
またあたまうえたかく、しろくも悠々ゆうゆう見下みおろしながら、ぎてゆきました。
いちじゅくの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
また田圃たんぼには、しもしろりていて、ちょうどゆきったような、ながめでありました。
犬と古洋傘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けん一は、いたましくも、あたまから足先あしさきまで、しろいほうたいをして、よこになっていました。
空晴れて (新字新仮名) / 小川未明(著)
これで三かげつつづけてしろい三かくをもらったひとは、一つうえのクラスにすすむことがゆるされました。
「みつさんが、きけばいいじゃないか。」と、幸吉こうきちは、しろで、みつかおました。
花の咲く前 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しろはなくらんのあるところへきたというよろこびが、つよわたし勇気ゆうきづけました。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたしひたひあせばんだ。——あのいつかひたひかれた、かげばかりしろうつる。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
えるのではない、かすかえる若狹わかさみさきごとしろつてぶのです。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しろ蒸氣ゆげかまふたからいきほひよくれてやがてかれてからおつぎはおこされる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
代助はいたあひだから、しろい卓布のかど際立きはだつたいろを認めて、午餐は洋食だと心づいた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
をんな見返みかへつたまゝ、さかうへへ、しろ足袋たびさきが、つまれつつ、
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
衣裳いしょうしろ羽根はねしろ、そしてしろひもひたい鉢巻はちまきをしてります……。
さきはひのいかなるひと黒髪くろかみしろくなるまでいもこゑく 〔巻七・一四一一〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
しろ手巾はんけちしてて、あたまくび密着くっつけたうえを、ぐるぐるといて
そのしろはないろは、ほかのいろとちがって、つめたく、ゆきのようにえたのであります。
灰色の姉と桃色の妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しろおとこると、運転手うんてんしゅは、ハッとおもって、あわただしく警笛けいてきらしました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それは、ねこがけんかをしたときに、さわってったので、そこには、しろがたくさんにちていました。
びっこのお馬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おとこひとは、しろふくて、かおりのたかいたばこをくゆらしてあるいていました。
お姫さまと乞食の女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、たちまちのうちに、を、おかを、はやしを、野原のはらめんを、しろにしてしまいました。
春になる前夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひでりつづきのため、しろっぽく、かわいたアスファルトのみちは、すこしのかぜにも、ほこりをたてていました。
うずめられた鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しろくもあかくもむらさきくもが、おもおもいの姿すがたで、うえになり
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、ちかくにせまるふか溪谷けいこくからは、けむりのように、しろきりがたちのぼっていました。
雲のわくころ (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれ少年しょうねんで、まだ田舎いなかにいるとき、むらしろという宿無やどないぬがいました。
野菊の花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さむあさで、自分じぶんくちや、はなからいきしろこおってえました。
犬と古洋傘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かぜは、そのし、あおい、あおい、ガラスのようなそらには、しろいかもめがんでいました。
海のまぼろし (新字新仮名) / 小川未明(著)
いしうえしろかわいて、しめったくろっぽいつちおもてからていました。
石段に鉄管 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、このしろい、ひかる、こおりうえには、きているもののかげはまったくえなかったのです。
幽霊船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
護摩壇ごまだんむかつて、ひげかみおどろに、はりごと逆立さかだち、あばらぼねしろ
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あをいのがえて、先刻さつきしろはな俤立おもかげだつ……撫肩なでがたをたゆげにおとして
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「あい、」とおとがひしろく、淺葱あさぎあさしぼりの半襟はんえり俯向うつむいた。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いました。そこでしろ一同いちどうわりになって、和尚おしょうさんのところかけていきました。
猫の草紙 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
寢息ねいきもやがて夜着よぎえりしろ花咲はなさくであらう、これが草津くさつつねよるなのである。
日の光を浴びて (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
まとつた毛布けつとしろつた、ひとつめたい粉蝶ふんてふつてえむとする。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あの、そこあまみをびた、美人びじんしろはだのやうな花盛はなざかりをわすれない。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
じつ六十幾歳ろくじふいくさい婆々ばゞで、かもじをみだし、しろぬのを裸身はだかみいた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
浜辺はまべにはいろいろなあおや、しろや、むらさきや、空色そらいろはななどがたくさんにいていました。
夕焼け物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、夕焼ゆうやけのしたかなたのそらほうから、またしろい一とりんできました。
夕焼け物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょうどこのとき、太陽たいようは、ちょろちょろと、しろけむりをあげている煙突えんとつかって、
煙突と柳 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けると、あたりはおともなくしずまりかえって、くさはみんなしろくしおれていました。
二つの運命 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おき白帆しらほしろいか、んでいるかもめがしろいか、わたしの姿すがたしろいか。」と
お母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのとき、少年しょうねんが、きっきのしろいぬをつれてさんぽにやってきました。そして、みんなのいるところへきました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
青年せいねんはしゃがんで、さらのなかへ、しろいとろとろとしたおいしそうなちちをびんからうつしました。
野菊の花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その方角ほうがくには、あわしろ銀河ぎんがながれて、まる地平ちへいぼっしていたのであります。
銀河の下の町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あおうみのようなそらには、しろくもがほかけぶねはしるようにうごいていました。
はちの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あかはなしろはなむらさきはなあおはな、そして黄色きいろはなもありました。
赤い船のお客 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そうして、そのや、あしを、ちょうどかおいろおなじように、しろってくれました。
風の寒い世の中へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
そうでなければ、鰹節かつぶしのところばかりひろって、しろいごはんのところは、のこしてしまいます。
小ねこはなにを知ったか (新字新仮名) / 小川未明(著)
からだ全體ぜんたいくろかほだけが茶色ちやいろのや、かたからむねしろまだらのあるのもゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
いたしろ羽根はねとほかゝつた原田はらださんのくるまなかおちたとつて
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あやしみながら見ると、ぼやけたいろで、よるいろよりもすこしろえた、くるまも、ひと
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
太郎「印度いんど黒坊くろんぼばかりゐるのかとおもつたら、おまへのやうなしろとりもゐるのかい」
はじめのおかみさんのは、のようにあかく、ゆきのようにしろおとこでした。
つじかど広々ひろ/″\と、しろつもつたなかを、みちほどちやうばかりで
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
まど内側うちがはから見惡みにく鐵格子てつがうしめられ、ゆかしろちやけて、そゝくれつてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
まど内側うちがわから見悪みにく鉄格子てつごうしめられ、ゆかしろちゃけて、そそくれっている。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
いざや、とこれかんとするに、ゆるやはらかに、ほそしろくして、しかくことあたはず。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
が、しろ風呂敷ふろしきけめは、四角しかくにクハツとあいて、しかもゆがめたるくちである。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
が、をりからのたそがれに、しろし、めて、くる/\くる、カカカと調しらぶる
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そして西洋せいようにあるとしとった牧羊者ひつじかいのように、しろいあごひげがのびていました。
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、るまにしろひかっていた鋼鉄こうてつのレールはにさびたようにえたのでありました……。
眠い町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「さあ、あなたは、しろはなですし、あちらはあかいろですね。どちらもみごとではありませんか?」
谷間のしじゅうから (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちいちゃんは、しろあたらしいたびをはいているおばさんが、なんとなくどくになりました。
鳥鳴く朝のちい子ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
あさいところは、そこにうずまる、しろいせとものや、あおいしころまですきとおってえました。
水七景 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あかはなしろはなあかとしぼりのはな、いろいろのつばきのはなが、にわいていました。
夢のような昼と晩 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いししろく、なんの変化へんかもなく、ぼんやりとかわいたいろのままにていました。
石段に鉄管 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あかに、ちゃに、むらさきに、しろに、いろいろの毛色けいろわった着物きものていました。
大きなかしの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
きっと、うみうえしろこおったとき、くまは氷山ひょうざんうえまであそびにたのです。
幽霊船 (新字新仮名) / 小川未明(著)